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 9月23日
富士山滝沢林道

今日も懲りずに食菌探しで、3合目の車中ビバークとなった。
朝日が昇り始めたので急いで車を出る。
何と外気温が8℃ときたもので、寒さのあまりにすぐに車に戻ってしまった。
意を決して着替えを済ませ、支度をして出発する。

食菌探しと言う事で二人とも背中に大きな籠を背負っての出発で、カメラは車の中にお預けとした。

採取したものはショウゲンジ・ナラタケ・ツバアブラシメジ・ハナイグチ・キノボリイグチ・ヌメリササタケ・ツガタケ等だ。
収穫量は5s強で我家的には少な目となった。

写真撮影がしたくて、少し下に降りて林道脇へ入り数枚の写真を撮る。

写真は次の通りだ。アシグロタケカベンタケキサマツモドキコゲホコリかなシロヤマイグチシワカラカサタケツバアブラシメジノボリリュウタケベニテングタケホソミノアシナガナヨタケ(仮)


9月20・21日
松原湖

キノコ仲間と松原湖へ一泊のキノコ探索へ行った。宿泊地は宮本屋という湖畔のきのこ狩りを案内する旅館だ。

昨日までの台風で一時はどうなるかと思われたが、台風一過の晴天とはいかないもののなかなかの天気となった。

撮影したものは以下の通りだ。

イボテングタケカバイロオオホウライタケカンバタケクチベニタケクロゲシメジコガネテングタケススケヤマドリタマシロオニタケツノシメジワカクサタケヌメリイグチハナイグチベニテングタケワタカラカサタケ

初日は食菌は採取しなかったが、二日目はお土産用に少しだけ持ち帰ることとした。

昼から雨となった為、早々に切り上げることとした。有意義な二日間となった。

9月 15日(月)
愛川町里山

雑木林の中に赤茶色の大きな個体が見えたので、近づくとクサウラベニタケらしい固体が有った。しかし傘の色がやけに赤いアズキクサウラ(仮)のようだ。

公園のベンチの下にウラムラサキが沢山発生、何とも紫色の綺麗な個体だ。

落ち枝よりオオゴムタケが沢山発生していた。小さな幼菌から成菌まで勢ぞろいだ。

落ち葉の積もった土手にオニイグチモドキが数本発生しているた。残念ながら少し老菌となっている固体だった。

切り倒された材より派手やな橙黄色の個体が見え、マスタケかと思いつつ傍に近寄ってみるとチョット様子が違った。ヒダが厚く波打っていない、シロカイメンタケだった。幼菌のうちはこのような色合いを見せる個体だ。

色んな所で綺麗なチシオタケが見られた。雨が降った後の個体はとてもよい状態を見せてくれる。

一瞬ナラタケかと思って近づくとナラタケモドキだった。地面に埋まった細い落ち枝よりの発生だった。

湿った地面の所々に真っ赤な小さいものが見え、確認すると落ち枝より発生したニクアツベニサラタケだ。これが出始めると秋が近いことを感じさせられる。

同じように落ち枝にヒメロクショウグサレキンが見られた。前記の個体同様、谷間の湿度の高い所に多い個体だ。

まだ若いクロコノマチョウがいたのでついつい昔の習性で確保してしまった。当然最後はゴメンナサイをして放してあげた。


9月 14日(日)
横浜新治市民の森

毎月第一日曜日に行われる定期観察会だが9月7日が神奈川キノコの会の鑑定会と言う事で、今日の開催となった。

いつもと違って沢山の個体と出会うことが出来た。

ウスキテングタケカバイロツルタケコンイロイッポンシメジシロオニタケモドキ(仮)ヒラタケヘビキノコモドキテングタケダマシコナカラカサタケモドキ等の撮影をした。

9月 13日(土)
富士山滝沢林道

今日はすばらしい富士の夜明けが見られた。

ガレ場のナラタケを探しに来た、しかし目当てのものがなく4合目辺りでオニナラタケの姿が少し見られただけで山全体が乾燥でカラカラだった。

色んな食菌を4sほど確保して下山した。

写真を撮影したのはオオムラサキフウセンタケの幼菌・ザラミノシメジ属センボンイチメガサ・やらせ風タマゴタケヒトヨタケ属ヒメオニタケベニテングタケホウキタケフジアザミ等だった。

9月 12日(金)
相模原こもれびの森

やはりナラタケにはまだ早かった、おまけにカラカラの乾燥状態だ。ここは乾燥に弱いということは以前からわかってはいたがこれほどとは思わなかった。

仕方がないので探索のターゲットを変えて写真を撮ることにした。
撮影できたのは次の通りだった。

カサヒダタケハグロチャツムタケ(仮)ヒイロベニヒダタケマンネンタケ


9月 11日(木)
愛川町里山

そろそろ里山でナラタケが出始める頃だ、そこで出番である。
ナラタケ畑を端から確認してまわるのだ。

そういうことで殆どキノコ撮影は出来ずにいた。

今日はついでに撮影したキノコを載せることにした。

カワリハツクロアザアワタケ?タマゴタケヌメリカラカサタケ属マンネンタケ等だ。

里山は薮蚊が多いので困る。

9月 7日(日)
富士山太郎坊

今日は「神奈川キノコの会」の富士山の鑑定会の日だ、思い切り撮影を楽しむつもりが生憎の雨だ、それでも雨の隙間を狙って撮影した。

コンイロイッポンシメジザラミノシメジ属トガリツキミタケハンノキイグチムジナイッポンシメジ(仮)等の写真が撮れた。

実は三日連続で山登りとなり疲れ気味だったのだ。

来週は滝沢林道へ行くつもりだ。

9月 6日(土)
富士山滝沢林道

今日は明日のキノコ鍋の具材をゲットするため昨夜より3合目で車中ビバークとなる。

空が薄明るくなったので眠い目をこすりつつサンドイッチを咥えて出発する。

今日は採取の日なので背中にはカメラバックの代わりに大きな籠を背負っていた。
こんな日に限って珍しいキノコに出会う、有るのは母の「オオバカカメラ」だ。
悔しいが撮影だけはした。

アカエノズキンタケウラムラサキオオキノボリイグチオオムラサキフウセンタケクロラッパタケ等。

食材のほうはショウゲンジ・シロヌメリイグチ・ハナイグチ・キノボリイグチ・ツバアブラシメジ・ホウキタケ・タマゴタケ・ヤマイグチの足等明日の鍋に十分なほどゲットできた。

次回はカメラを持参して撮影に専念しようと思う父であった。

9月 5日(金)
八菅いこいの森

階段の途中にアカヤマドリの巨大個体を発見、周りに頭を出したばかりの幼菌も沢山出ていた。ここでまだ『キッチン』にない当種を採取して帰ることとした。幼菌でも虫が入っていることが多いので、特に出たばかりの奴を数本ゲットした。

先日大量発生していたウスキモリノカサが少しだけ残っていた。薄暗い藪の中に発生することが多く撮影に苦労した。

ニセアシベニイグチは先日も発生していたのだが、今日は大量発生していた。

ブドウニガイグチは少し老菌となっていたが一応撮影した。薮蚊の大群を必殺アイテムの殺虫スプレーでやっつけながらの撮影となった。こいつは蚊取り線香の何倍も効果的だった。

ハイカグラテングタケが一本だけ発生していた。色合いが保護色なので大きな個体にもかかわらず見落としてしまうこともある。

同じ場所で数回発生が見られたムラサキヤマドリタケが、最高の状態で3本発生していた。
先日神奈川キノコの会のK先生にお伺いしたら「菌根菌だから採取しても来年発生するだろう」ということだったので、今回はしっかり採取して帰った。
というのはまだ食べたことがなく、文献によるととても良い味と言うことだったからだ。

落ち枝からチシオタケのような一塊が見られた。当然傷つけたが一向に赤くならない。
おまけに足が硬くしっかりしていた、これはキシメジ属だろうが不明菌だ。

9月 4日(木)
八菅いこいの森

昨日此処で沢山のタマゴタケの卵を見つけたので、今日はそれが発生しているはずだ。

他のものは目もくれずに公園内をダッシュで一回りする。

やはり思ったとおりだ、タマゴタケの大発生となっていた。その中でまだ卵から伸び始めた奴のみを採取した。
実は日曜日の富士山太郎坊の鑑定会での、「キノコ鍋」の具材にするつもりなのだ。
明日滝沢林道へ具材を採りに行くつもりだが、採れなかった場合の予備とするためだ。
最終的に買い物袋たっぷり一袋ほど採れた。本数にして40〜50ほどの収穫だ。
卵から出たばかりの状況なので、本数の割にはカサが増さない。

帰り道に羽化したばかりのアゲハモドキが二頭下草にとまっていた。羽化したばかりでまだ羽が伸びきってない、当然色彩は抜群だった。

駐車場の脇の土手に見慣れないホコリタケが沢山あった、個体全体の色がやけに黒い、コゲホコリかもしれないと思いつつ撮影した。

9月 3日(水)
八菅いこいの森

今日はテングタケ属のオンパレードだった。一歩前へ行くたびに立ち止まるほどだった。
結局昼休みは下の広場だけで終了となった。

広場の土手にクサウラベニタケが沢山出ていた。最初はハタケシメジかと思って近寄ってみたが、単生していてヒダの赤い色と足がスカスカなのですぐに正体が判った。

沢沿いの苔の中にズキンタケが見えた。極小なのと苔の色で保護色となっていたが、
一本発見すると沢山あることに気づいた。

土手に一本だけテングツルタケがいた。ここではあまり見ない個体で少し興奮してしまった。ツバがないということですぐに正体が判った。

クロハツヤグラタケを載せた老菌から新鮮なものまで色々とあった。ヒダが疎で此処では毎年見られる。
近くにクロハツモドキも見られた。こいつはヒダは密だが、変色性は前種と同じだ。

苔の中から赤い細ものが見えた。ベニナギナタタケのようだがちょっと雰囲気が違う。
掘り出したが腐った木の葉より発生していた。

横の土手にウスキテングタケが数本固まって発生しいてた。周りを見回すとそこら中に頭を出していた。

この傍でタマゴテングタケモシドキテングタケニセアシベニイグチも見られた。

土手の苔の中に小さく汚い個体が沢山付いていた。何だろうと手にとって見るがどれもこれもカビが生えたようになっていた。図鑑のどこかで見たようなのだが、名前が出てこなかった。帰宅後に確認するとミキイロウスタケだった。

見慣れないベニタケ属の個体が大量に発生していた。カサがビロード状の緑っぽい色で黒い環紋があり、乳が無いのでベニタケ属なのだが、それ以上は不明だ。

先日確認したコガネハナガサが落ち枝より一本だけ発生していた。


9月 2日(火)
厚木市上荻野

仕事で川沿いの堤防道路を歩く、竹林の横でドクカラカサタケに出会う、生憎カメラを持ってなかったので仕事用のデジカメで撮影する。

多彩な固体があるにもかかわらず写真が撮れなかった。

2008年9月