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2008年6月


6月28日(土)
七沢森林公園

雨上がりで最高のコンディションだ。蛭対策も完全防備のつもりで出発する。
しかし日のあたらない影の落ち葉の下に大量の奴がいた。

アセタケ属の固体がたくさん見られた、キヌハダトマヤヌケだと思われる。足のふくらみは無くオオがつくかどうかは不明だ。

キッコウアワタケがきれいな状態だ。
歩道脇にキショウゲンジが数本見られた。
この時期、赤土からクロノボリリュウタケの発生が見られる。今年の固体は大きいものが多く、そのうえ個体数もかなりのものだった。

今年初めてのタマゴタケに出会う。まだ幼菌で一本だけだが、なんだかうれしい気持ちになるのは不思議だ。道端なのできっと誰かに蹴飛ばされてしまうと思い、採取してしまった。

アゲボノドクツルタケ(仮)も今年初だ、しっかり傘の上が赤く染まっていた。

この時期どこへ行ってもタマゴテングタケモドキに出会う。時期がずれると探してもまったく無くなるのだ。ただ、今日の固体はひだの様子がどうもおかしい、ひだ枚数が少ないような気がする???

一本だけ石の間からツルタケの姿が見えた。こいつはいつ見ても精悍な姿がいいなと思う。更に、そのそばに三本固まっての発生も見られた。

土手の草むらの中にテングタケ科の真っ白な大きな固体がいた。覗き込むとすばらしく立派なツバが目に入り、つい撮影してしまう。

例年大量に発生する場所で、ニガイグチモドキが発生し始めた。
いつ見ても大きくて存在感抜群なのだが、苦くて食用にならないのが残念だ。これから沢山の発生が見られるだろう。

ヌメリニガイグチは、残念ながら自立出来なくて倒れていた。でも写真を撮って足元を見ると、しっかりと黄色が確認できた、勿論足はすごいぬめりだった。

歩道脇にヤマイグチが出ていたが、すでに老菌となっていた。それからも数箇所で確認できたのだが、食べる気にはならない。富士山のヤマイグチは、いつも足の部分だけ採取してきて食べるが、歯ごたえとぬめりが素晴らしい。ただし、それ自体の味はあまり無いので、きのこ鍋のにぎやかしとなる。

色んなところでチチタケ属の固体と出会ったが、撮影はしなかった。内情をバラすと確実に同定出来なかったからだ。

6/3に、見た不明幼菌はやはりウズタケだった。少しずつウズが出来始めていて、最初見たときは極小菌だったが、直径が5cm程に成長していた。これからが楽しみだ。

本日のメインイベントは、レモン橙色の高さ10cm程の不明菌だ。傘もひだも黄色で条線が有り、足に特徴的な縦の溝がまっすぐに入っている。全く行き先が判らない。初めて見る固体だと言うことは確かなのだが・・・・・・・残念。

余談だが長さが20cm程あろうかと言う蛭に出会った。捕獲して公園の園長へ持参すると、こいつは時々沢沿いで見られるとの事だった。彼の弁によると一般のヒルを食用にしているのだと言う。そんな馬鹿な事は無いだろうと思いつつその場を離れた。幅が15mmもあろうかと言う大物だった。自宅で調べたが何者か判らずじまいだ。

ヤマカガシも大小二匹を確保して写真に撮影したのだが、パソコンへの取り込みを失敗して消去してしまった。

家に帰って着替えをすると、下着と靴下が真っ赤に血に染まっていた。三箇所も蛭にやられていたのだ。当然犯人は火あぶりの刑にしてやったのは言うまでも無い。現場で数十匹はやっつけたのだが、目を盗んで忍び込んだツワモノがいたのだ。


6月27日(金)
保土ヶ谷

6月19日に卵の状態だったツマミタケがやっと孵化?した。何回か見にきたのだが、裏切り続けた固体だ。少しずつ卵は大きくなるものの、どの程度の大きさで孵化?するのかは不明だった。だめかと思っていたのだが・・・バンザーイヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ

6月25日(水)
厚木市荻野

今日はたくさんのアセタケ属の固体とであった。
一瞬ショウゲンジのように見えるが足の様子が違う、アセタケ属の固体と言うことだ。

ツルタケツルタケダマシが同時に発生していた。ツルタケはすぐに判るが、ツルタケダマシにはツバが有るので違う。タマゴテングタケモドキにもよく似ているが、ヒダが赤くないのだ。
6月24日(火)
いこいの森

広場の池のおたまじゃくしが子蛙となっていた。回りを小さいのがぴょこぴょこと山ヘ向かっていた。

階段を上り始めると上の方にもかかわらず真っ赤な巨大な固体が見える。巨大なアカヤマドリだった。可食と言うことだがいつも尻込みしてしまう。

広葉樹の切り株よりウラベニガサ科の固体が一本だけ発生している。傘の表面に皺がよっている。

落ち葉の中にキチチタケがたくさん出ていた。黄色い乳を出すのだが痺れる辛さを味見してしまう。少し後悔する。

ベニタケ属の固体だがキチャハツらしい固体が数本発生している。これはなんとなくうろ覚えで同定するのだが大体合っていることが多い。

クサウエラベニタケはいもウラベニホテイシメジでは?とハットさせられる。撮影して足の頑丈さと指で押したポッチを探してしまうのです。でもやはりこいつでした。

階段脇にザラエノハラタケを発見する。KOHが無いのではきりしないのだが当種でよいだろう。

真っ赤なベニタケ属の固体が有る。この赤い独特の色は傘の表皮を剥いてそれからしっかり味見をする、ドクベニタケだった。

苔の中から小さいイグチ属の固体が有る。傘直径が20mmほどの小さな固体だが傘も足もヌルヌルにぬめっている。傘を駆ると温和ないい味がする。数年前もここで見たことが有るのだがひだの着き方が離生していて管孔がアワタケように不ぞろいで大きいのが特徴だ。

倒れた幹よりハグロチャツムタケが最高な状況だった。

草を刈って積み上げた上よりヒトヨタケ属の固体がたくさん密生していた。高さが40mm
ほどの固体だ。昼だというのにまだ溶け始めていなかった。

ミヤマザラミノヒトヨタケも2本並んで発生していた。

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6月22日(日)
相模原中央緑地

今日は神奈川きのこの会の相模原こもれびの森の鑑定会の日だ。朝から小雨が降っていた。鑑定時間を早めての鑑定となった。

散策路脇を中心に探して以下のような固体が確認できた。
タマゴテングタケモドキサトヤマツエタケ(仮)オリーブサカズキタケオサムシタケケガワタケヒロヒダタケモドキムササビタケ

6月20日(金)

我が家のメインパソコンが壊れてしまった。突然画面が真っ暗になりピーピーと警告音が鳴るばかりだ。更新ができなかたが、別のパソコンで更新を始めます。

大変ご迷惑をおかけいたしました。


6月19日(木)
横浜保土ヶ谷

今日は朝から保土ヶ谷へ行くこととなっていた、しかしキタマゴタケが大きくなっただろうと早朝写真を撮ってから出社する。

やはり発生は見られたが泥汚れが凄い、乾燥が続いたためこびりついていて取り除くことは不可能だった。

保土ヶ谷について現場近くの駐車場に車を止めた。いつもの癖で周りを散策する。

何気なく覗き込んだ土手に丸い白いものが見える。蛇の卵かと思ったが手にとって見てビックリ何かスッポンタケ目のキノコだと気づく。皮を剥くと中から見たことがあるものが出てきた。そばを探すと干からびたツマミタケが有った。白い卵の状態のものが一つ残っているので明日の楽しみとすることとした。

ここは車を一台駐車できるように土手を切り崩した狭い場所だがその土手にいろんな種類の固体があった、始めてみるホウライタケ属の固体だと思われる極小菌だ、カサ直径が4mm程しかないがヒダ枚数が少なくヒダにカサと同じ色の縁取りがある、これは見たことがない個体だった。

ヒメコンイロイッポンシメジがあったのだが蚊の猛攻を受けて撮影するのを忘れて逃げ帰ってしまった。明日は必ず写真に収めてこよう。

落ち枝よりヒイロベニヒダタケが出ている、しかし乾燥で干からびかかっていた。

6月18日(水)
厚木市荻野

今日の昼休みもまた荻野へ来てしまった。

乾燥で全くキノコがない、遊歩道脇にカワリハツがあった。これは通常紅色の個体が多いのだがこの種の色も見られる。しかし緑の中に少しだけ紅色が残ることが多いようだ。

キツネタケが出始めた、幼菌から成菌まで並べて撮影した。

苔の中からニオイコベニタケが出ている、大変小さな個体だ。カサの上のごみを片付けたらカサの上の微毛がはがれてしまった。

6月17日(火)
厚木市荻野

昨日は休園だったので再度挑戦する。とにかく暑い梅雨だと言うのにカラカラに乾燥していた。

テングタケ属の個体が頭を出していた、色は白色系だが正体は不明だ。サイズは小さいがミヤマタマゴタケのようなカサの色が確認できる。条線が出るのか出ないのかこの状態では何も判らない。

キッコウアワタケらしい固体があった、コウジタケが此処では見られるのだが当種は全く匂いがしなかった、コウジタケは甘くて良い香りがするのだ。青変性は弱いながらも有る、カサのひび割れの地肌の色に赤色が多少確認できた当種でよいだろう。

6月16日(月)
厚木市荻野

真夏のような太陽だ、急いで公園へ行くが公園は休みだった、よく考えると今日は月曜日だった諦めて公園周りを散策する。

ヤマドリタケモドキが発生していた、晴天が続いたためか発生してから大きくなれずに干からびていた。週末の雨が楽しみだ。

コナラ林の中でノコギリクワガタを発見する。近くにいた子供にあげたがしっかり喜んでくれた。大きな声の「ありがとうございます」にいい子だと口に出てしまった。

6月15日(日)
相模原公園

早朝より相模原公園へ行く。良い天気で梅雨の時期だとは思えないほどだ。

何気ない切通しの土手に瑞々しいイロガワリが二本発生していた、撮影用に掃除を始めるがキノコに触らぬよう最新の注意を払う。しかし木の枝が接触していた部分はすでに黒変 していた。

歩道脇の下草が少し有る所でザラエノハラタケを発見する。

少し気の早いニガイグチモドキはすでに老菌になりかけていた。いつも八菅で綺麗な個体に出会うのだがもう少し後の時期の記憶がある。

草むらの中にノウタケが蹴飛ばされてあった、こうなると健全な固体を探すこととした。少し探すと離れた場所でやはり発生していた。幼菌でオオが付くかどうかは不明だ。

ベニタケ属の固体があった、赤い色の固体はたくさん見られたが白色の個体とこの色の個体は一本ずつだった。カワリハツで良いこととした。

今日は不明菌のオンパレードとなった。
落ち枝から発生していてカサに微網がある茶色い固体だ、ヒダに特徴が有ってコヒダがしっかりとありイタチタケのようにヒダの縁部が白くなっている。

次は歩道の地面から出ている真っ白くて小さい固体だ、かさ表面に燐ペンをつけている。臭いはアセタケのようだがヒダが真っ白だ、アセタケ属の臭いとはいかなるものかは口ではうまく言い表せないのだ。

材木に背着 していて真っ白な固体だが背着 をしていると言うかカサがまだ無くヒダなのカサ表皮なのかははっきりとしない。ムカシオオミダレタケのヒダのような形をしている。


6月14日(土)
八菅いこいの森

午後より用事があるため近場でごまかすこととした。

階段脇の手すりの際にキツネノカラカサタケ属の固体がある、何故だかツバが消失してしまっていた。
横の土手にコバヤシアセタケの姿も確認できた。

落ち葉の中にクサウラベニタケが有った。ヒダはイッポンシメジ属のピンク色をしていた。足もふかふかとしていて弱弱しい。もうこいつが出る時期が来たようだ。

乾燥が続いていて全般的に個体数も少ないようだ。落ち葉の中からザラエノハラタケが出ていた。

材木に白いものがへばりついている、ルーペで確認するとすばらしい形をしているタマサンゴホコリだった。
きのことは別の魅力がある。

道端を緑の綺麗な芋虫が歩いている、繭に成る為の場所を探しているのだろう。見事な成虫に変身するヒメヤママユの幼虫だ、どうしてこの緑の芋虫があの茶色い成虫なるのか不思議なものだ。

フジイロチャワンタケモドキは今が発生時期なのか色んな所で最高の状態が確認できた。

ミドリスギタケが倒木より出ている、幼菌がユーモラスな格好をしていたので撮影してしまった。

帰りの道沿いで例年発生が見られるキタマゴタケが見られた、車で走りながら確認するのだが30m程離れていてもこの色ならすぐに判る、近づいてみるとあまりの土汚れで汚い撮影を諦めて採取して帰った。


6月13日(金)
七沢森林公園

今日はとても暑い、夏のキノコを探して七沢へ行く。

尾根の散歩道には沢山のガンタケが見られた、少し老菌になっているものさえ見られた。

歩道脇の土手になにやら見たことのある傘が見える、地面より頭を出し始めたキショウゲンジだった。

真っ白い小さい固体が落ち枝より発生している。なんだろうと近寄ってみるとダイダイガサの色抜けだった、カサの中心部にかろうじて正体を示す証拠をのこしていた。これほど綺麗な色抜けはなかなかないように思えた。

頂上の見晴台で真っ白い個体と出会う。カサの溝線を見てタマゴテングタケモドキだと判った。少し乾き気味だがまだ幼菌なのかアカハが良く見えなかった。

ハラタケ属の固体がある、ナカグロモリノカサそのものでよささそうだ。

先日八菅で確認したヌメリニガイグチがここでも見られた。

フジイロチャワンタケモドキが今日は沢山見られた。傘の中の薄紫が微妙なグラデーションをかもし出していた。

がけの土手で何かの幼菌を発見する、大きさは40mm程でカンゾウタケの黒バージョンみたいな感じで頭に黒い抽出物が付いていてまるで生物の目のように見える。以前ここでウズタケを見たことがあったのでひょっとするとその幼菌かもしれないと勝手に思った。

昼休みを大分超過してしまった。

6月11日(水)
八菅いこいの森

昨日に引き続き昼休みに八菅へ行く、七沢には会社から15分ほどかかるのでなかなか行けない。従って近くの八菅へ行くことが多いという事態となる。
昨日の続きなので昨日見た場所を飛ばして一直線で階段を登り始めた。

階段の両脇にある松の切り株よりヒメカバイロタケが沢山出ていた。

別の切り株よりホコリタケが出ている。通常材上性の個体はタヌキノチャブクロなのだが、半分腐食している所から発生しているのでまあいいかぁ。そういえば去年も近くで腐食の進んだ材より発生が見られた。

斜めに倒れかかったコナラの根際よ、りムササビタケが発生しているのたので、一応撮影しておく。
撮影していると傍にミヤマザラミノヒトヨタケが見える、高さが12cm程もある大きな固体で、お昼だというのにカサがまだ開いていなかった。今年初めての対面となった。

大きな落ち枝からチシオタケが発生している、少し発生時期が早いように思われるが傷つけると赤く変色したので、当種でよいだろう。

ナガエノチャワンタケクロノボリリュウタケが一箇所で見られた、落ち葉の堆積した所より発生していた。

松の切り株よりマツオウジが発生していた(名前通りだが)。歩道脇で例年発生が確認されていない場所からの発生だった。当種は例年同じ切り株から発生するように思われる。

階段を下りている途中で振り返ると、汚い格好のチャワンタケのような個体があった。どうせボロのノボリリュウタケだろうと思えたのだが、気になってしぶしぶ階段を7〜8段引き返す。写真撮影をして個体を採取すると、今までに見たことの無い個体だった。
カサの裏側にしわが伸びていて、足も短いがしっかり確認できたウラスジチャワンタケに該当すると思われる。

昼休みの散策は、ここで時間切れとなった。

6月10日(火)
八菅いこいの森

昼休みに八菅の駐車場へ直行して、時間が無いので広場の周りだけ散策することとした。

立ち木の足元にイヌセンボンタケが50ホンタケくらいに発生していた。
幼稚園児が遠足に来ていて、撮影している周りでかわるがわる覗き込んでいくのには、参った。

一枚の落ち葉の上から、針金状の足を持ったホウライタケ属の個体が密生していた。ヒダの枚数が8枚ほどだ。

足の長いスラッとした不明菌がいた、アシナガタケかと思ったら全然別物だった。

緑の苔の中から真っ赤な固体が見え、近寄ってみると高さが30mm程の極小菌だった。ヒナノヒガサだと思われるが透明感が緑に映える。

落ち葉の中に茶色い個体があった。モリノカレバタケ属の個体だが、そのものではないようだ。傍に幼菌が二本立っていたので、落ち葉を取り除くと菌子マットが繋がっていた。
マットも当属のものは、落ち葉の中に薄く広がっているのだが、こいつはマットの層がとても分厚く盛り上がり方が異様だった。

階段入り口の土手にイグチ科の固体ヌメリニガイグチがあった。今年初めてのイグチだ。ニガイグチ属の特徴の赤みを帯びた白い管孔で、採取するとぬめりが凄く、足元の黄色が確認できた。味見をして、その苦味を堪能してしまった。
 
6月8日(日)
こもれびの森

先週に続きこもれびの森へ行く。

遊歩道に沿って散策を始めると、落ち葉の中にアマタケの姿があった。早速撮影を開始すると、散歩中の人たちに色々と声をかけられ、ひと仕切り言い訳をする羽目となった。地面にカメラを向けているので、人目を引くようだ。
輪状にオオホウライタケが有った。草むらよりカサの一部が出ているが、撮影用の周りの掃除が大変だ。

コナラの立ち木の足元より茶色い不明キシメジがあり、周りに変形菌をまとっていた。
先週見られたクリゲノチャヒラタケは、今が盛りなのか色んな所でよい状態の個体が確認できた。

赤いベニタケ属の個体が出始めていた。これからどんどん賑やかになるのだろう。

初めてゴムタケに出会う、オオゴムタケは見たことがあったが当種は初めてだ。幼菌のうちは見慣れた格好だが、成長すると内部がはみ出して反り返った状態となる。まるでコールタールの塊のようにも見える。

小さいキノコばかりを探していると、大きな個体を見落としてしまうことがよくある。今日も草むらを歩いていると、真っ白な大きな個体を踏み潰しそうになった。
今年初のテングタケ属の個体だと喜んだのだが、なんとなく雰囲気がちがう。鏡でカサ下をのぞいてビックリ、ひだが白くないハラタケ科の個体、シロオオハラタケだった。
当然のことだが、足元にはテングタケに有るべきつぼは無かった。

先週に続き春ナラタケが色んな所で見られた。今まで見た限り、春に発生するのは通常のナラタケで切り株より発生しているものばかりのようだ。これではワタゲナラタケやオニナラタケのシロを探しても見つからないはずだ。

歩道脇の倒木にハグロチャツムタケが、並んで幼菌までひと揃えで発生していた。最初に成菌を発見できたので、そばの幼菌が当種だと判ったが、幼菌だけで見たら正体がわからなかっただろう。その後も歩道脇の仕切りに使用してあった丸太から沢山の発生が見られた。

倒してある丸太にミドリスギタケがあった。並んで発生しているのに、通常よく目にする配色の個体と、やけにピンク色をしている個体だった。幼菌も同じような色をしている。一緒に発生していても、結構個体差があるようだ。

広葉樹の腐食の進んだ切り株よりムササビタケが一面に発生していた。傍にはぼろぼろの老菌も沢山あった。

3mm程の棘棘の個体の固まりが道の脇にあったが、何の子供か見当もつかない、一体何に化けるものやら・・・・・

散策路はウッドチップが完全に腐葉土化していたが、その中にフミヅキタケが数箇所で見られた。もう少しウッドチップが元気な状態なら沢山の固体に会えるのだろう。

草むらの一部が赤茶色に染まっていた。以前に此処で同じような状態を見たことがあった。その時はマンネンタケが胞子を放出したところだったので、ちょっと期待して草を掻き分けるとオオミノコフキタケだった。胞子を放出したばかりなのか周りの葉が赤茶色に染まっていた。しかし裏側は真っ白で、下面より胞子を出したと言うのが不思議だ。

茶色い小さなヒトヨタケ属の固体があり、傍に成菌もあったが名前はわからない、知っている固体と少しずつ特徴がちがう。

気が付いたらお昼も食べずに6時間も徘徊してしまった。おなかがすきすぎて眩暈がしそうになった二人でした、ご苦労様????

 6月1日(日)
こもれびの森・
八菅山憩いの森

前日よりの雨が上がったので、ヌナワタケを探しにもれびの森へ行く。ここで数年前に確認した記憶があったからだ。

散策路はウッドチップがすでに腐って黒土化していた。
道脇を中心に探して歩くと、ヒトヨタケ科の個体が2種類確認できた。

枝を集積した所でスエヒロタケが発生し始めていて、よく見ると真っ白な毛が見事である。

落ち枝より茶色い固体が出ている。幼菌で良く判らないが裏返してすぐにアミスギタケの幼菌だと判った。

歩道脇の落ち枝にキクラゲがあちこちで見られた。昨日までの雨のせいでパンパンに水を吸って膨らんでいた。

ここで待望のヌナワタケを発見する。しかし泥跳ねで汚れてしまっていた。発生は確認できたので、本来の発生環境の、少し草が有るような場所へ探索場所を変更して散策路より中へ入ってみる。

やはりはいた、凄く良い状態で撮影には最適な状態だった。

近くの切り株に幼菌のクリゲノチャヒラタケが沢山出始めていた。カサの上の密生した栗毛とヒダの白色が対照的だ。このような状態にはなかなか出会えない。

倒木の木肌の割れ目より沢山のツノフノリタケが色んな所で見られた。割れ目に沿って一列に並んだ鮮やかなオレンジ色が良く目立つ。ここ数日で発生が始まったような発生だった。

下草の中に大きな茶色の固体が有った。見たことのある固体ですぐに正体がわかった。ちょうどこのくらいの時期、2年前に相模原公園で見たことがある、ドウシンタケだ。条線とツバが特徴で、掘り返すと足元より真っ白なツボが出てきた。食菌だと言うのだが見た目が今いちなのと、よく似た猛毒菌があるので食べる気にはならない。傍にあと二本の個体が確認できた。

本日の目的は達成できたので、早々に引き上げ八菅へ向かうこととした。

八菅で昼食をとって採取へ出発する。
公園の立ち枯れのグミの木にアラゲキクラゲがびっしりと発生していた。母は食べるのだと懸命に採取している、合計三本の木より大量採取となった様である。

階段の途中でダイダイガサを発見、少しカサが齧られていたが発色はなかなか良かった。

苔むした立ち枯れした木より茶色い固体が出ている。ウラベニガサだろうと良く見るとヒダが赤くない。透明感があり広葉樹なので当種でまだ幼菌なので赤くないのだろうと撮影する。
採取してみるとチチタケ属の個体だった。しかし樹木より発生とは不思議だ、苔むした苔よりの発生と言うことで勝手に納得した。

切り倒された木よりダイダイタケが発生し始め、幼菌のせいもあってカサの周りの黄色が鮮やかだ。
その横に見慣れない個体がいた。幼菌で何者か良く判らないが、裏側に大きな個体があり、採取してみてミドリスギタケだと判った。そして幼菌が同一種だとも判った、確かに幼菌のカサにかすかに緑色が見えるのだ。

先日観察したヒイロベニヒダタケも個体数が増えていた。


マツオウジは発生が一段落して、殆どが老菌となっていたが、そのうちの一つが面白い顔をしていたので撮影した。

傍の落ち葉の中からカサだけを出した茶色い個体が数本見えた。イタチタケだろうと撮影して採取してみる。ヒダは真っ白で密、足がイタチタケとはちがう。エセオリミキに良く似た個体でモリノカレバタケ属とした。

帰りの下り階段でニッケイタケが出始めていた。カサのビロード状の光沢が光に反射して虹色に見える。

朝から夕方まで一日中森を歩き続けた一日となった。

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