×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

2007年10月


10月27日(土)
富士スバルライン

「雲の上のきのこの会」の最後の行事で富士での採取会の日だ。

台風のせいで朝からの雨降りにもかかわらず、20数名の中毒患者は雨などもろともせず意気込んで集合してきた。

すでに早朝より山に入っていた人が多く集合時間には結構な収穫となっていた。

写真撮影の準備をしてきたのだがこの雨の中ではどうしようもなく、諦めて採取に専念することにした。

チャナメツムタケ・シロナメツムタケ・シモフリシメジ・ナラタケ・ヌメリササタケ・キヌメリガサ等の収穫はあった。

その中でとても綺麗なベニヤマタケが多数見られた。一瞬タマゴタケかと間違うほど大きい固体も沢山見られた。採取して傷つけても黒変 せずアカヤマタケより赤色が濃いようだ。
足は鮮やかな橙黄色でヒダも同色に近い色だ、カサ直径が8cm・高さが15cm程もあるのだ。
食と言う事だが採取せずに帰った。

最後にキンチャワンタケの大きな塊があり、これだけは撮影したくて雨の中カサをさして苦労して撮影する。
今まで見た固体とは違い長い足があることに気づいた。

明日は鑑定会なので富士山には来れないのだ、来週は必ず写真撮影のためだけに来ようとしっかり心に決めて帰宅した。

10月21日(日)自宅付近

ナラタケを探して塩川滝へ入る。

湿度が高く、ニクアツベニサラタケがいたるところで見られた。赤いので遠くからでも良く判る、ベニチャワンタケとは又違った赤で、両方の区別は遠くからでもできる。

土手に頭の棘ですぐに判るオニタケがある、少し老菌だが撮影する。

かなりのナラタケを採り、目的を達成させたので別の場所へ移動する。

沢沿いに歩くとスギヒラタケが真っ白に発生していた。

川の中に大きな切り株があった、これには色んな個体が出ていた。オオミノコフキタケ・エノキタケ・スジチャダイゴケ・ワタゲナラタケ赤いキノコ等賑やかだった。
この赤いキノコが話題となったのだが、ニカワジョウゴタケに良く似た固体だった。大きい固体を一つだけ採取してき、小さい固体は残してきた。
結局同定が出来ずとなったが、後日もう少し大きくなった段階で写真を撮ってこようと心に決めた。

沢沿いに上るとスギエダタケとスギヒラタケが出始めていた。薄暗い中で真っ白い固体は良く目立つのだ。

クヌギタケ属,spはあまりの綺麗さについ撮影してしまう。チシオタケも色んな所で見られたがフリルのついた可憐な奴が無く撮影できなかった。

樅の木の周りではアカモミタケが出始めたようだ。富士山ではとっくに発生が見られたのだが、里山もこれから色んな所で見られるだろう。
採取して帰らなかったら次女に何故取らなかったと怒られた。全然料理なんかしたことが無いくせに、食べる担当だというのだろう。

沢の中にはサルの食べたアケビの皮が沢山落ちていた、それもものすごい量だ。
悔しさのあまりに上を見上げても、蔓はあるのだが実は一つも残っていない。

帰りの道沿いにサルの見逃した実があったので採取して帰った。
母は山芋のむかごを無心に採っている。父は子供の頃から嫌いで食べないのだがどうするつもりなのか???

最終的に結構な量のナラタケの収穫があった。

ワタゲナラタケはすでにピークが過ぎたようで老菌が多かった。キツブナラタケ・クロゲナラタケはこれかららしく、幼菌がたくさん見られた、来週辺りがピークかもしれない。

10月14日(日)
北富士演習場・自宅付近

春に山菜採りをした北富士演習場へきのこ採取に行く。
真夜中にゲートを通過したのだが誰もいない、きっとそのうちに来るだろうと仮眠を取る事にした。

朝になっても誰一人とも出会わない、良かったんだろうか?と心配になったが、ちょっとだけならいいかと言う事で山に入る。
それでも誰一人出逢わない、そのうちにサイレンとか空砲の音がし始めた。こりゃあ本格的にやばいのかと下山を始めた。
そのうちに一人又一人とキノコ狩りの人と出会う。
これに心強くして再度採取を始める事とした。

何も無い。
倒木を積み上げた所にツノマタタケが鮮やかな姿を見せていた。
その横に出始めたばかりのヌメリスギタケモドキがあった、しかしとても幼菌過ぎて採取は諦めた。
立ち枯れた針葉樹にツリガネタケが見られた、とてもきれいな状態なので撮影をすることにした。

コメツガ・モミ・広葉樹の昆生林の中で沢山のハナイグチが見られた。ここのハナイグチはカサの色が黄色い個体が多かった。

落ち枝からニオイカワキタケがでていた、まだ幼菌なので足元の赤い色が少ししかないがみずみずしいものだった。撮影している間、回り中アニス臭が充満していた、さすすが名前の通りだと思った。

ワタカラカサタケは数種類見られたが、そのものだと思われる固体の撮影をすることとした。足の白い綿毛が特徴的だ。

そのうちにナラタケを発見する。でもいつも富士山で見ている普通のオニナラタケではない、全体が鮮やかな黄色で、ツバから下の足とカサに橙黄色のササクレがあるのだ。
ツバも綿毛状ではない、きっと別種のナラタケだろう。

これを境にナラタケ採取に本腰を入れることとした。結構な採取量となり大満足で家路に着いた。
この頃になってたくさんの人が山に入ってきた、朝の心配が取り越し苦労だったと分かった。

自宅に着くがまだ時間が早いので、近くのナラタケ畑へ行く。
例年の事だが大きな塊となったザラエノハラタケが大発生していた。
ウラムラサキシメジも毎年見られるのだが、輪菌状に発生していた。ナラタケ採取時期には、何時も出会うメンバーだ。
当然ナラタケも採取したのは言うまでもない。

10月13日(土)神武寺

横須賀の一般の方のキノコ観察に神奈川キノコの会も同時に参加と言う催しの日だ。
神武寺の駅に集合だと言う事で、近くの駐車場に車を停めて駅へ行く、すでに沢山の人が集合していた。

途中の中学校の正門前に再度集合して挨拶となった。キノコの会の会員の方が多いようだ。

尾根沿いのコースと谷沿いのコースの二班に分かれて、それぞれ出発する。

谷沿いは日照りが続いているにもかかわらず結構湿り気がある。
斜面の上の方にカラカサタケが見える。大きな固体なので遊歩道からでも良く見えるのだ。落ち葉の積もった土手を登って写真を撮る。

歩道脇に立ち枯れした大きな木が立って、その幹よりヒラタケが出始めていた。木の皮を破ってカワイイ幼菌が頭を出している。大木全体に菌糸が回っているのか上の方にも沢山出ている。一週間後には大発生となるだろうから、それに遭遇した人はラッキーと言う事となる。

木の種類は不明だが切株に茶色の小さな固体が密生している。色合いからしてナラタケモドキかと思って近寄ると、センボンイチメガサだった。食用になるというのだがまだ食べた事はない。
同じ切株にウスヒラタケも同居している、うまく住み分けをしているのだろう。

落ち葉の中から小さくて足の長い固体が二本出ている。いつもの光景にまたかと言う気にもなったのだが一応撮影する。結局不明菌となってしまった。

腐食が進んだ落ち枝にヒメロクショウグサレキンが着いている。極小だがカサの中だけが周りの青色と違い白色となっているのが特徴だ。

今日は色んな所でベニチャワンタケモドキが見られた。遠くからでもこの赤い色は良く判る。赤でも緋毛氈のような特殊な赤色で、知らない人はプラスチックかキャンデーの包み紙でも落ちているのかと思うだろう。
カサの裏側に白い毛があるのが特徴と言う事だが、ベニチャワんタケでも乾くと白い毛があるような気がして何時もモドキかどうか判断に苦しむ。

神奈川県でも此処でしか見られないと言うフタイロシメジがあるので、是非写真を撮りたいと意気込んでいたが、残念ながら今日は採取されなかった。
10月8日(月) 八菅いこいの森
ずっと富士山詣出をしていたので、久々に里山へ行く。天気予報だと雨だと言うのだがまだ落ちてこない、この間に散策を強行する事にした。

駐車場に着くと葉の落ちた木より、桜らしい花が咲いていた。異常気象の今年なので、少しも驚かない。

苔の中から茶色いアセタケ属の固体と、同じく茶色い不明菌が発生している。カサ直径が15mm程の小さい固体だ。

今年3回目のヤグラタケが見られた。クロハツがいたるところで発生していて、ほとんどの固体に発生しているのだ。幼菌から成菌まで色々見られた。
誰かが取って投げてあるカサの一部だけのものからも、発生しているそれも逆さまになったヒダの部分からも出ている有様で、クロハツだったらどんな条件下でも発生するのか・・・・

白い固体がある、カサの中央がへこんでいる。
ユキラッパタケかと思ったらへこみが途中で止まっているので別種だ。
ヒダの感じがラッパタケ属ではなくアンズタケ属の固体だと思われる。トキイロラッパタケの白バージョンだと言う事にした。

ベニタケ科の固体も色んな所で見られた。赤いものから黄色いものまで色とりどりだ。

階段脇にコバヤシアセタケが沢山見られた。一応一本とって臭いを確認して納得している、いつもの癖だ。

初夏の頃よりポツリポツリとチチタケが出ていたが、今日も一本のみ確認できた。去年までは見られなかった固体でここでも定着してくれるか楽しみだ。

長い間遭いたかったカラカサタケがあった。高さが30cm程もある固体だ。少し乾燥していたが撮影対象には十分だ。
去年此処のそばでカサの下地がシロっぽい固体を採取したのだが、その時は近縁種ということとなった。
今日の固体は外見上はそのものでよいだろうと思ったのだが、胞子を確認したら確かに二重構造で特徴的な発芽孔なのだが、サイズが約18μと2〜3μ大きい…又近縁種だろうか。

母がどこからか芋虫を手に取ってきた。けしてかわいいとは思えないのだが、本人は「カワイイ」を連発している…きっとかわいいのだろう。
父はどちらかと言うと苦手なのだ。
当の本人といえば食われるのではないかと体を硬くしてピクリとも動かない、お気の毒様でした。
帰って名前を調べた結果キイロスズメの幼虫だと分かった、成虫はなんと素晴らしい色をしていることか。

10月7日(日) 富士山鳴沢

この時期は食菌の採取に忙しく富士山へ毎週通いつめている。
今日は以前より頼まれていたハナイグチを採取するため祖母を鳴沢へ連れてきた。御歳70才を超えてるので山坂のきつい滝沢林道を諦めて当地にしたのだ。

朝5時にはまだ日が昇っていない、夜明けを待って山に入る。
ハナイグチとアカモミタケが主な収穫物で、ナラタケは少々ということとなった。

ハナイグチもまだ幼菌が多くまるでナメコのようだ。食べて美味しいのは幼菌なので丁度良いのだがいかにせん小さすぎる、仕方が無いのでせっせと採取する事となった。

最終的には30kg程の収穫量だった。しかし例のごとく知人に配り自宅には少々のお土産となった、まあいつものことだ。

採取の合間に写真を撮ろうと重いカメラを担いでいったのに採取が忙しくてほとんど撮影をするのを忘れてしまっていた。

ハナイグチヒラタケアカモミタケサンコタケキサマツモドキのみ辛うじて撮影できた、そろそろ食菌採取は終わらせて写真撮影に戻りたいものだ。
←TOPへ