5月 24日(木)  八菅いこいの森

二週間も続けて富士山へ山菜狩りに行ったので、きのこに会いに行けなかった。
さすがに禁断症状で・・・会社の帰りに我慢が効かずに八菅山へ直行する。

広場の斜面にヒトヨタケ科のキノコが二本だけ、乾燥にも負けずに頭を出していた。オゾニウムが無いという事で、勝手にキララタケで良いという事にした。

階段の途中に松を切り倒した材があり、ボロボロに腐食している。それに真っ黒に干からびたキノコの残骸がへばりついていた。手にとって見るが、全く正体不明だ。周りを見回すと違った材に、黒っぽいキノコが数本見える。正体はこいつかと思いつつ近寄ると、クロフチシカタケだ。連日の晴天で随分干からびている。ヒダは辛うじてフチドリが残っていたが虫に一部食べられていた。

明日から恵みの雨が降るそうだが、今週は野暮用で土日が潰れてしまう・・・又、ストレスが溜まりそうだ。

尾根の道沿いの材木の中に、ひときわ鮮やかな固体が見えた。ヒイロベニヒダタケだった。しかし観察の時期が遅れたため、キノコ虫のご馳走になっていた。

マツオウジはやはり色々な所で見られた。こいつは幼菌がなんと言ってもかわいい。同じ材木からフサヒメホウキタケも発生していたが少し老菌となり黄色がかった色になっていた、やはり先端は指先のようだ。

6月3日まできのこはお預けとなりそうだブツブツブツ・・・・。

5月 13日(日)
富士山北富士演習所

キノコの仲間に、山菜狩りに北富士演習所へ連れて行っていただいた。
入山料がかかるのだが、富士山での初めての山菜狩りとなった。

富士山はまだ冠雪が凄く、見事な姿を見せていた。
4時間ほどの採取だったがウド・ナルコユリ・ワラビ・コゴミ・ギボウシ等の収穫があった。
入山時間が遅れたため先駆者に先を越された格好となったが、満足のいく収穫だった。

草原の中でカサも足も真っ白なヒトヨタケ科のキノコが数箇所で見られた。
もちろん名前は不明だ????。
四葉のクローバーは知っているが、五ツ葉のクローバーは始めてみた。

5月 11日(金)
八菅山いこいの森

そろそろマツオウジが出る頃だ、昨日の雨で発生が見られるかもしれない。
会社が終わると八菅山のマツオウジのシロヘ直行する。
日当たりの良い場所は老菌になっていて、先週あたりが初お目見えだったのだろう。
幼菌から生菌まで色んなシロで発生が見られた。
長女の調理レシピの為に一株だけ採取して帰る。

5月 1日(火)
相模原公園・八菅いこいの森

今日は母と次女が仕事の為、長女と父でキノコ探しへ出かける。まず相模原公園へ。

ウッドチップの歩道で一本だけツバナシフミヅキタケを発見する。

公園の笹藪の中でこの時期には珍しいテングタケ科のキノコを二本だけ発見する。短い溝線がありカサにヌメリがある、足は灰色鱗辺でだんだら模様、中空で灰色膜状のツバがあり足元には白いツボがある。極めつけはヒダ縁部が茶色の縁取りがある。これはドウシンタケに違いないと勝手に決め込んだ。実は実物の発生状況を知らないのだ。

昨日の雨のせいで大きなキクラゲが多数発生していた、食菌'sの長女はしっかりと採取していた、焼きそば(しかもインスタント)に入れるのだそうだ。

その後に行ったこもれ日の森は皆無だった。

八菅山いこいの森へ移動する。沢沿いのナラタケ畑へ行こうと登り始めると『この先通行止め』の看板が立っている。今日立てたのかまだニスの臭いがしっかりしていた。いつもの裏技を使って入ったのは言うまでもない。散策路が雨の為崩壊しているのが原因なのか???

積み上げた材木にイヌセンボンタケが発生したばかりで真っ白だ。面白いもので撮影している間にも徐々に黄色く(灰色?)変色していくのが確認できた。なんと言う足の速さだ。そこに御食事中のカタツムリがいた。音がする訳は無いのだが、バリバリと凄い速さで見ている間に傘が食べられていった。
ニガクリタケも大発生していた。いつもは見向きもしないのだが、この時期の被写体としてはなかなか絵になる。発生したばかりなので特に良い。

長女がカンゾウタケは観賞用として沢山有るので、少しだけとっても良いだろうと言いつつ採取していた。刻んでサラダの上に散らすとか何とか…。近いうちにレシピに載るのだろうか。

通路の土手に大きなアミガサタケを発見するが、誰かに蹴飛ばされていたのでそっと元通りに戻しておいた。周りを見ると確かに櫻の木が傍にあった。

その後、近所のウッドチップ畑・塩川滝などと行って見るが何も無かった。途中から長女は爆睡しているし、一日中歩き回ったがあまり十分な成果は無かった。